夫婦のルールを厳守するスミス夫人と、口論しながらもそれに従う弁護士の夫が、数年前の手違いで結婚が無効だったと知らされ、再度プロポーズしようと考えるも、夫がなかなか言わないので痺れを切らして妻は家から…
>>続きを読むおしどり夫婦が険悪に離婚するかもしれない「恐怖」と喧嘩するほど仲が良いのねと微笑ましくなる「ユーモア」が融合している辺り、題材はともかく実にヒッチコック作品らしい。ヒロインのスキーの板が上がったまま…
>>続きを読むA・ヒッチコックにしては珍しいコメディ作品、ミステリー要素はまったくなく軽いタッチで描かれる夫婦間の痴話喧嘩。スミス夫人に「スクリューボール・コメディの女王」として人気があり、軍への慰問飛行中の事故…
>>続きを読むヒッチコック監督アメリカ3作目。
監督としては極めて珍しいコメディです。
「Mr&Mrs smith」といってもブラピじゃありません。
「絶対嘘はダメなの。お互いなんでも話すの」とか言っておいて…
プロットと場面転換に断絶を感じるものの、演出が素晴らしすぎる。
手や足への意識、扉の開閉と壁越し、移動の際のカメラワークや映像の繋ぎもあまりにも流麗。足とスキー板を下ろす行為の反復、反対からみた顔…
ヒッチのラブコメ。
今では考えられないほどに危なっかしい遊園地のアトラクション。観覧車が事故で止まって高所で二人きりなどというシチュエーションはもはやラブコメの鉄板だが、80年前からあったのか。
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『スミス夫妻』。ヒッチコックがキャロル・ロンバートに請われて撮った「唯一のアメリカ喜劇」。彼自身は本作を気に入っていないが、サスペンス的演出が施された妙なコメディであるが故に批評家には重宝されている…
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