このレビューはネタバレを含みます
スラム街出身の青年が、クイズ番組に出演し、大金が獲得ができる最終問題までたどり着く。果たしてその結果は?…というお話。
インドの社会問題が物語の根底にあり、心にズシンとくる重さもありつつ、テンポが良くて結末スッキリなアカデミー賞作品。
…なのですが、何ともご都合主義な展開だなあというのが正直な感想。
私の性格がひねくれすぎているのか、スラム街のリアルな部分と、クイズに正解し続ける創作の部分とのギャップが埋めらなかったです。
ハナホジしながら自宅でゴロゴロ映画を観ているズボラな私にとって
青年の生き方はあまりにも眩しすぎました…。
そういう意味では
ラストの「それが運命だったから」のセリフは良かったですね。
溜飲が下がった気がします。