1916年、息子はロシア帝国の皇帝、アナスタシアにとってのおばあちゃんはアナスタシアにクルクルまわるオルゴールつき宝石箱とペンダントの鍵を渡し2人で歌う。
2人はパリで会う約束をしたが、それは叶わなかった。悪魔に魂を売ったラスプーチンの影響によりロシアは危機に陥る。
アナスタシアとおばあちゃんは離れ離れになってしまう…。
アナスタシア皇女 / アーニャ (鈴木ほのか、白木美貴子、前田織里奈)ロシア革命後、孤児院におり自分が何者か過去の記憶がない。
ディミトリ (石川禅)詐欺師。
ラスプーチン(壤晴彦 )ロマノフ朝を滅ぼした。生き残りのアナスタシアを狙う。
マリー皇太后(此島愛子)アナスタシアのおばあちゃん。
ウラジミール(石田圭祐、佐山陽規)ディミトリの仲間。ぽっちゃりしたおじさん。
バルトーク(中尾隆聖)ラスプーチンの手下で豚のような見た目だけどコウモリ。
他登場キャラクター→アナスタシアの犬プーカ、歌う虫たち、森の動物達、ウラジミールの想い人ソフィー、積極的なピンクコウモリ他。
20世紀フォックスが初めて製作したアニメ作品で日本では1998年9月5日公開。絵がとっても綺麗で歌も沢山歌う!。
私は吹き替え派ですが字幕で見ればメグ・ライアン、ジョン・キューザック、クリストファー・ロイド、キルステン・ダンスト なんかが声を演じてるようです。
まだ自分が若い頃、ディズニーと勘違いしていた。絵も似てるし歌うし…。でも見た事がなかったのでディズニー+にあったので初鑑賞。
洋画で「追想」という作品のリメイクらしくアナスタシア伝説が元となる実話に少しファンタジー入れた感じですかね。
腐りかけた体や取れた手、ダイナマイト、魂を売った壺、船上でダンス、パリのCHANELで買い物、ペパーミントの香り、溶けて灰となるも印象的。
ヘアスタイルやファッションの変化だけで違う人に見えてくる。ガサツな女性に品格が!。
フワフワした夢の世界と大嵐の現実の操られてるシーンのギャップが面白い。
みんな欲が無い感じがとても好きでした。アナスタシアもヘアスタイルやファッション変える前は結構気が強いイメージだったけど綺麗になってからは全然グイグイ感ないしディミトリも金に興味ないし、おばあさまも理解があって素敵でした。
今見ると、バック・トゥ・ザ・フューチャー3の汽車シーンとか歌って踊りだすのがラ・ラ・ランドっぽいとか過去から未来への繋がりとかも、内容があるあるなんだけど、それでも良かった!面白かった!って思える作品でした。
人間以外のコウモリや犬なんかのキャラクターも良いしラスプーチンのキャラもちょいグロいけど最後まで悪者!って感じも良い!。
CGじゃないのに映像がやたら綺麗!キラキラしてて立体的でもありペランとしてる感じもあり全然古臭くないのも良かったです。
「彼女は本物だ」