ちろる

セロ彈きのゴーシュのちろるのレビュー・感想・評価

セロ彈きのゴーシュ(1982年製作の映画)
3.7
来たる高畑勲展に向けてまだ家にあったのに観てなかったこちらのBlu-rayを鑑賞。
セロ弾きのゴーシュって幼い頃本で読んだことあったけど、こんなお話だっけ??
ゴーシュが、けっこう厄介なキャラクターで最後まで好きになれなかった。
ただ、動物たちの愛くるしさは必見。
とにかく狸さんが可愛すぎる。
ぽんぽこぽんぽん ぽんぽこぽん🎵
ゴーシュを先生と敬ってへりくだりながら、ゴーシュの音楽技術を逆に成長させてしまう。
少年少女に向けた文学だと思ってたけど大人だからこそ分かるメッセージが詰まってたんだなぁとしみじみ。
日本の古き良き農村のゆったりとした営みとオーケストラという文化的な生活が意外にもマッチして、見ているだけでうっとりヒーリングされるような心地よさの高畑アニメーションでした。
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