ゆかち

セロ彈きのゴーシュのゆかちのレビュー・感想・評価

セロ彈きのゴーシュ(1982年製作の映画)
4.0
宮沢賢治の小説を高畑勲監督がアニメ化。

チェロ奏者のゴーシュ。
指揮者に注意されるのは自分ばかり。
家では練習練習練習!!!
そんなチェロの演奏を自宅でしていたら、二足歩行の喋る猫がやってきた…
ふつーに喋るゴーシュ。
どうやら今作の世界線では動物が話すことに驚きはない模様。
猫に曲をリクエストされ、嫌々引いた曲は猫が嫌がる曲……

そして1日ずつカッコウ、タヌキ、ネズミの親子が訪れる。
それぞれに弾いてあげるゴーシュ。
ゴーシュの態度が高圧的?でなんだなんだ?!!!と思っていたけど、最後は色々悟ったのかな。
成長が見えました。
あんなにあしらっていた動物たちのおかげってことも分かって感謝したのかな。
どんなに下手でも練習あるのみ。
練習しか上達への道はないと思います!

タヌキがめちゃくちゃかわいい。登場した瞬間から癒し➴♡
「狸汁って言葉、知ってるか?」
「たぬきじるってぼくは知らない。」
見上げる感じとキョトンっぷり最高ヽ(;▽;)ノ♡

宮沢賢治さんが伝えたかったこと…自分なりに考えて受け止めることが大事だよね☺︎
ゆかち

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