トールキン

素晴らしき哉、人生!のトールキンのレビュー・感想・評価

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)
4.0
ラストの展開にこの作品の全てが詰まっている。見た後にとても優しい気持ちにさせてくれたり、とても気持ちの良い余韻を残してくれる。名作と呼ばれる所以、本当に素晴らしい作品とは結局のところこういう事なんだな。

愛する家族、友人、恋人、世のため、人のために尽力を尽くす。やがてはそれが自分のためになる。
結局人生ってそんなサイクルで成り立っていてもしかしたら思ってる以上にシンプルなのかもしれない。
そんな綺麗事みたいな事言っても、もちろん良いことばかりではないし、山あり谷あり紆余曲折の繰り返しで先の事なんて誰にも分からないし不安はもちろんある。しかし自分の信念と生き方を曲げずに進めば成るようになるかもしれない。どんな人にだって幸せになる権利はある。そしてそれは全ての人に平等に与えられているはず。
そんな事を教えてくれる作品。
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