のわーる

コックと泥棒、その妻と愛人ののわーるのレビュー・感想・評価

3.3
強欲で傲慢な泥棒は、何もかもやり過ぎてしまう。理性の歯止めが効かないそれは、周囲に火の粉を撒き散らし、恐ろしい結末に向かって突き進んでゆく。

独特の撮影方法…それに慣れるまで戸惑ってしまった。舞台のような場面展開や、部屋ごとに変わる色彩、ゴルチエの衣装など、見せ方にこだわりや意図が感じられた。

ラストは圧巻。でもちょっと目を背けたくなる。コックを怒らせると恐ろしい。
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