Uえい

飾窓の女のUえいのレビュー・感想・評価

飾窓の女(1944年製作の映画)
4.0
流石フリッツ・ラングか、おじさんが美女と殺人事件に巻き込まれてあたふたするストーリーで、終始ヒリヒリする感覚があり、めちゃくちゃ楽しかった!オチも含めて大好きになった。

大学教授のリチャードは、お店の店頭に飾られた女性の絵が気に入っていた。ある日見惚れていると、絵のモデルの女性リードが声をかけてきた。リチャードは彼女と飲み、家に招かれた。談笑していると男が部屋に入って来て、争いの末、事故で男を殺してしまう。

リチャードは何とか死体を処理するが、捕まるんじゃ無いかと不安が消えない。警官の友人から細かい調査の進捗を聞くと、捕まるのも時間の問題だった。

さえないおじさん感があふれるエドワード・G・ロビンソンの演技が素晴らしい。「深夜の告白」でも主人公の友人として印象的なキャラを演じていた。

なんてことない犯罪映画だけど、ここまでドキドキハラハラする感じは何でだろう。傑作だ。
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