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生きるべきか死ぬべきかのアップルのレビュー・感想・評価

生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)
3.8
ナチス・ドイツを皮肉ったルビッチ監督の風刺コメディです。第二次世界大戦の最中にハムレットを演じていた俳優夫婦が主人公。奥さんのマリアは浮気性でポーランド地下組織の中尉と楽屋で会っていました。中尉はある人物がナチスのスパイではないかと疑います。俳優夫婦は地下組織とナチスの争いに巻き込まれていきますがちょっと分かりづらい場面もありました。ルビッチ監督流のウイットに富んだ映画です。ナチスを扱った映画のわりに軽妙な雰囲気で作られてますがルビッチ監督の故国がドイツだそうでナチスに対する複雑な思いはかいま見えました。
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