ジョジョ・ラビットからの
ヒトラーの最後に興味がわいて
コチラを鑑賞。
タイトル通りヒトラーの最期の12日間を
当時秘書だった女性目線で語られるお話。
過去何本も戦争映画を観てきたはず
なんだけど、ヒトラーの最期を、そう言えば知らないなーと思って観てみたので
そこを知れて良かった。
戦争映画を観るといつも思うのは、
結局何の意味があったんだろうとか、
誰が得したんだろうとか、結局戦争で
幸せを得られる人なんていなくて、
失う物の方が多すぎるって事。
どんなに極悪非道な人も、そちら側目線で
観ると、その人にはその人なりの正義が
あったり、家族がいたり…
ほんと悲しい。
ジョジョ…もだけど子供が犠牲になるのは
辛い。コチラの作品では犬も。
ジョジョに比べると笑いは、ほぼ無い
けど、長い割に特に飽きる事なく
見やすかった。
ヒトラーを演じた主演のブルーノ・ガンツ
の演技力に実際のヒトラーを知らないけど
多分ソックリなんだろうなぁと思わせる説得力が
あった。
そして秘書役のアレクサンドラ・マリア・ララさんの美しさも惹きつけた大事な要素かも。
この作品だけだとヒトラーに同情してしまいそうだったけどユダヤ人600万人が殺されたって数を見せられたら目が覚めた。
エンドロール前に流れる登場人物のその後で
刑期後、釈放されてる人が多くて意外だった。
みんな終身刑なのかと思ってた。