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ピンポンの328のレビュー・感想・評価

ピンポン(2002年製作の映画)
4.3
懐かしい。原作漫画も大好きでした。松本大洋は「ピンポン」に始まり「花男」、「鉄コン筋クリート」に嵌り、最近では「Sunny」がとても好き。「青い春」の映画は何度も見ています。THEE MICHELLE GUN ELEPHANTに松田龍平、新井浩文、鮮明に思い出せるシーンがたくさんあります。

で、ピンポン。今見てもやっぱりすごく良い。こちらは窪塚洋介に井浦新、そしてSUPERCAR。更に宮藤官九郎。沸る才能とセンス、自分なんかが見ても溢れかえっていることがありありと見て取れます。
その才能という絶対的な可能性が、物語のテーマともリンクしひしひしと伝わってきます。故に中村獅童のドラゴン、大倉孝二のアクマ、あと荒川良々のMr.大田に惹かれてしまう。そしてSUPERCAR「YUMEGIWA LAST BOY」がこの映画の印象として悲しく記憶に残る。

また見返すであろう一作です。

テーマ 4.0
画 4.1
ストーリー 4.0
キャラクター 4.5
音楽 4.6
豊かさ 4.4
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