1.キリスト教の悪魔(という概念)に少し興味があり、
2.ノンフィクション(インタビュー)を原作としている
3.アンソニー・ホプキンスが重要な役どころ
4.ホラーではない(それらしい描写はある)
5.アマプラ無料配信中ですぐに観られる
これは観なくてはと思い、早速鑑賞しました。
櫻イミトさんのレビューを参考にさせていただきました。ありがとうございます!
カトリックの悪魔は信仰において神と裏表の存在、ととりあえず言ったら叱られるのかな。本作では正と邪がハッキリと分かれて描かれている。ただし取り憑かれた人間は側から見て正邪混然の存在である。
悪魔は人の心が弱っている時に取り憑くらしい。
例えば罪悪感に苛まれている時。
それから精神疾患かその他の現実的な理由か、と本当に悪魔憑きなのかを探る様子、この辺りは神父の経験値を感じさせるし興味深い。
アンソニー・ホプキンス演じるルーカス神父は異端らしいが、なぜ異端なのか教えてくれたらもっと良かった。私には分からなかった。
内容に興味が持てれば全然悪くない作品だと思う。アンソニー・ホプキンスありきではあるけど。
撮影監督はベン・デイヴィス、最近作は『イニシェリン島の精霊』(2022)。
ミカエル・ハフストローム監督、2011年。