おれんじ

世界の中心で、愛をさけぶのおれんじのレビュー・感想・評価

世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)
3.5
多感な時期の純愛…恋人の死…。
大人になっても恋人の死を乗り越えられないでいる朔太郎(大沢たかお)とその婚約者(柴咲コウ)の葛藤が描かれています。

『セカチュー』ブーム、懐かしい。
20年前の映画だったか…。
冷静に見返すと泣かせようとしているのが見え見えですが、当時はまんまと泣いてしまってます。
平井堅の『瞳をとじて』が流れるタイミングがこれまた良くて涙を誘う…映画と主題歌の調和がすごく良い。

スマホ一つで、連絡がすぐつく、写真が撮れる、音楽が聴ける今の時代。
写真館、カセットテープやウォークマンの存在は心をくすぐられるし、80年代の高校生の朔太郎&亜紀の淡い恋がとにかく眩しい…。
森山未來の不器用だけど真っ直ぐな表現、長澤まさみの瑞々しい演技に釘づけ。こんな女の子、世の男子みんな好きになるっしょ。舌足らずな喋り方がとても可愛かった♪

森山未來の友人役で高橋一生が出演してた事に初めて気付きました。
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