シドニィ・シェルダンのサスペンス小説を映画化した物です。謎の死を遂げた製薬会社創業者を継ぐ娘(演:オードリー・ヘプバーン)の命を狙う同族経営陣の駆け引きがストーリーの中心です。
「暗くなるまで待って」のテレンス・ヤング監督、オードリー・ヘプバーンの主演、亡くなる3年前のロミー・シュナイダー、音楽はエンニオ・モリコーネと超豪華な布陣にもかかわらず、映画の出来は安っぽいTVのサスペンスドラマにも及ばない感じです。
せっかくの謎解きの楽しみも、妙に優秀な警察のコンピューター任せです。オードリー出演の中では最悪の「駄作」かな?と思いました。