花とみつばち

危険がいっぱいの花とみつばちのレビュー・感想・評価

危険がいっぱい(1964年製作の映画)
4.0
監督、脚本ルネ・クレマン、撮影アンリ・ドカエ、音楽ラロ・シフリンと豪華な作品。カラーでなくモノクロなのが残念。もしカラーなら更に良さが加わったかと思われる。
タイトル「 危険がいっぱい 」という通りに主演マルク:アラン・ドロンに降り掛かる危険!
まず、マフィアの女に手を付けて命を狙われる事になる。
そこへ救ってくれた2人の女性、メリンダ:ジェーン・フォンダとバーバラ:ローラ・オルブライト。
バーバラは大富豪の未亡人なんだけど、夫を殺害した愛人男性をずっと囲まない、マルクをある計画に利用する狙いがあった。だが、マルクはバーバラに夢中。それをメリンダが何とか自分にマルクを振り向かせる為に策を講じる。

作中、小娘扱いして全くアラン・ドロンに相手にしてもらえず、更に女としても侮られてしまうジェーン・フォンダ。
だが、ラストには手腕を発揮して力ずくでアラン・ドロンを物にする逞しさが良かった。
サスペンスというよりは、少しラブコメ風で面白かった。
特にジェーン・フォンダがサーフィンダンスを披露するシーンが色っぽくて魅惑的。
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