きぬきぬ

ザ・マシーン/私のなかの殺人者のきぬきぬのレビュー・感想・評価

1.9
ルネ・ベレットの原作がフランス推理小説大賞を受賞してると思えないくらい映画化された作品は、根本的な設定から展開から無茶でアホで破綻してるから、名優のキャスティングに驚く(笑)
人格転送装置(意思転送だっけかな?)を発明した医者(個人で開発って金持ちの暇人か)が、なんと人体実験に精神病院から殺人鬼を連れ出し、自分と交換しちゃうわけですよ。そりゃあ殺人鬼が医者の身体を返してくれるわけありませんよね!(笑) もちろん秘密の実験だから誰も知らないし信じてもらえない!(笑) 医者の嫁と息子に危険が迫る!しかし誰にも感情移入出来ないし、まるで行き当たりバッタリで、フランス的惨殺場面ありの、非常に後味も悪い。そのアホさをもあんまり楽しめないくらい、滅多に言わないが酷い(褒めてない)作品(笑) でもこれだけ変な酷過ぎる映画だったという記憶が残ってるということは、もしかして見直すと面白いのかも(笑 たぶん、そんなことはない)
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