kazu1961

アダム氏とマダムのkazu1961のレビュー・感想・評価

アダム氏とマダム(1949年製作の映画)
3.7
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2021-724 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-506

🖋至る所に散りばめられた、お洒落なユーモアが魅力の作品です。キャサリン・ヘップバーンのコメディアンヌとしての才能と、その夫のスペンサー・トレーシーとの息の合った演技と、スクリューボール・コメディならではのリズミカルないテンポがとてもチャーミングな作品です。

🖋物語は弁護士夫婦が、共に法廷で論争する物語です。法を守るべき夫アダム氏の姿勢と、男女同権を訴える妻アマンダの法廷論争も楽しめる作品です。その中でいくつものチャーミングなシーンが。被告人の女性が拳銃を発砲する際に説明書を見ながら発砲したり、アダム氏が法廷の机の下でスカートから下着を覗かせるアマンダに苦笑したり、サーカスの怪力女性に持ち上げられたり。。。そんなギャグの幅は結構広くて温かです。

🖋これらのチャーミングなプロットを挿入しながらも男女同権を訴えていく脚本と演出はジョージ・キューカーならでは。キャサリン・ヘップバーンとスペンサー・トレーシーを含めたチームならではのスクリューボール・コメディの秀作ですね!!

😆Story:(参考: allcinema )
さて、翌朝の新聞を興味深く読んだアダムとアマンダのボナー夫妻。弁護士の妻は早速加害者の弁護を買って出る。検事捕の夫はいやいや事件の担当を仰せつかる。そこで仲睦まじいDINKS夫婦の間に徐々に亀裂が入り…

🔸Database🔸
・邦題 :『アダム氏とマダム』
・原題 :『Adam's Rib』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 1949
・日本公開 : 1950/07/28
・上映時間 : 101分
・受賞 : ※※※
・監督 : ジョージ・キューカー
・脚本 : ルース・ゴードン、ガーソン・ケニン
・原作 : ※※※
・撮影 : ジョージ・J・フォルシー
・音楽 : ミクロス・ローザ
・出演 : スペンサー・トレイシー、キャサリン・ヘプバーン

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
弁護士夫婦が男女問題の法廷で反対の立場に立って争う姿を描くコメディ。脚本はルース・ゴードンとガーソン・カニンが共同で執筆。製作はローレンス・ウェインガーテン、監督はジョージ・キューカー、撮影はジョージ・J・フォルシー、音楽はミクロス・ローザ、編集はジョージ・ベームラーが担当。出演はスペンサー・トレイシー、キャサリン・ヘップバーン、デイヴィッド・ウェイン、トム・イーウェル、ジュディ・ホリディなど。
kazu1961

kazu1961