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パッチギ! LOVE&PEACEのsingerのレビュー・感想・評価

パッチギ! LOVE&PEACE(2007年製作の映画)
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作品が伝えたかったことは何となく伝わったんですが、濃密過ぎてちょっと真っ直ぐに向き合いにくいような。
受け取ったそのままを言いにくいというか、ちょっと感想に困る作品でしたね。
前作は観てないので、このパート2が初パッチギなんですが、やはり前作から観ておくべきだったかなぁと。

前作では沢尻エリカの好演が話題になりましたが、今回のキョンジャ役を演じた、中村ゆりも素晴らしい演技だったと思います。
井筒作品らしく、総合的にキャストの演技水準は高いなぁと。
その中でも、今回は彼女が一番、風貌から心境まで大きく揺れ動く役柄なのですが、その幅の広さを上手く表現出来ていたと思いました。
沢尻エリカなら、どう演じるかなぁと思ったりもしましたが・・・。

後は、最近やたらよく見るなぁと思ったのが、田中哲司。
チュッパチャップスさんこと、新屋英子も出てましたね。
最近は邦画ばかり観ているせいか、キャストがよく被るなぁといった感じです。

「パッチギ」は、順序が逆になりますが、前作も観てみようと思いました。
予告などから、わりとほのぼのしたヒューマンドラマをイメージしていた今作ですが、
その予想が外れたので、今回はちょっと楽しめなかったというのが正直な感想ですね。
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🎦こちらは、2007年12月18日にブログに投稿したレビューです。
何故かはよく覚えてないんですが、「パッチギ」は、この2作目から観てしまって、ちょっと後悔したなぁ。
でも、中村ゆりが、本当に素敵だったし、当時の沢尻エリカを継ぐという難しいポジションで、しっかりと存在感を放っていたのが印象に残ってますね。
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