なぜか、フォレスト・ガンプが頭に浮かんだ私。
フォレスト・ガンプは、ウォーターゲート事件とか歴史的イベントに遭遇しまくって、史実と融合したパロディって、この世の中的にウケるんだなって思っていて。
本作も、ヘミングウェイ、ピカソ、マティス、モディリアーニ、ダリ、ドガ、ゴーギャン、ルートレックとか出てきて、
彼らをちょっと知ってる層にはすごくハマりそうと思った。ちなみに、最近美術史どハマりな私は、案の定どハマりした。
過去を美化しても結局何も意味ないのかもしれないし、現在にこそ美しさが眠っているのだろうということは重々承知だけど、
昔のこと想像するのって純粋に楽しいよな、ワクワクするよなって思う。こいつはすごい、後世にも影響残したっ!て知ってるからこそ、気になるというか。
本映画のエッセンスとして、過去もいいけど現代をきちんと生きよ!常に黄金世代なんだから!みたいな解釈できるかもしれないけど、それで終わりたくない私がいる。
過去に生きるのは良くないかもしれないけれど、過去を美化して何が悪いのだ?過去はいいじゃないか!と。
でもそれは、最近、私がただ過去に生きすぎているのかもしれない。そう気付いたのであった。
結果、過去との向き合い方が、よく分からなくなった私でした。