笹川パンダ

オーソン・ウェルズの オセロの笹川パンダのレビュー・感想・評価

4.0
カットの持続時間が短いのが気になる。
短く繋ぎすぎて生気を感じない。現代ハリウッドに連なる悪習の原点と思しき映画である。でもオーソン・ウェルズは嫌いにはなれない。やりすぎではある。昔のスピルバーグやスコセッシが影響を受けていそう。ショットが短すぎると観客の思考や想像を阻害するのかも。提示されたものをただ受け取ってる感じがする。受動的な映画体験になってしまうのかも。
テクニカルすぎると白けてしまう。
悪くはない。
ラストシークエンスはとてもよい。ウェルズの映画は基本的にラストがすごいのかも。
笹川パンダ

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