YasuhitoArai

年上の女のYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

年上の女(1958年製作の映画)
3.8
ジャック・クレイトン監督作品。
ローレンス・ハーヴェイ演じるジョーは都会のウォーンリーで市役所での仕事に就く。上流階級の娘スーザンに恋するが、階級の違いでなかなか近付けない。そんな中、シモーヌ・シニョレ演じる10歳ほど歳の離れたアリスと仲が深まるが・・・という話。

イギリスで顕著な階級の壁が描かれる。階級の壁によりスーザンと仲良くなれず、恋愛相談している内にアリスと仲良くなり、そっちが本命になってしまう。
終盤のシーンで、周りがお祝いしている中での主人公の表情や音楽の暗さのギャップが際立つ。終盤のショットが特に良かったように感じた。

主役がチャーリー・シーン感がある。
マイク・リーが観て映画作りを決心した映画。
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