このレビューはネタバレを含みます
脚本は★0
俳優は★4.0
結果このスコアです。
この映画に使われている手法は
伏線ではなく偽情報です。
また、観客を騙すことが目的になっていて、脚本が破綻しています。
脚本破綻という共通点で
話を別メディアに変えます。
この騙すことが目的という作品は一時期のノベルゲームでよくありましたね。
界隈では、構成などにまだ目が向けられないどんでん返し初心者の学生などが持て囃してましたが、映画や小説をよく嗜んでる人たちからは酷評されていました。
さて、映画の話に戻します。
序盤の堺雅人、常盤貴子、山本圭の家族の会話に見せかけたシーンからして不自然です。
また、出産した後のシーン
「木村どこに行ったのかな仕事かな?」
「それなら連絡ぐらいあるはずだ。こんな大事なときに何をしてるんだ。どこか女のところにでもいるのか」
この会話なんてまさにその例。
設定を考えるとこの2人がこんな会話するわけがない。
つまり、観客を騙すだけの会話なんですね。