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呪いの家
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目次

呪いの家の作品紹介

呪いの家のあらすじ

断崖の上に立つ邸宅が幽霊屋敷であることを承知で購入したリック兄弟。彼らは引っ越した日から奇妙で奇怪な出来事に遭遇する…。恐怖の対象として幽霊を初めて映画に登場させたホラー映画。チャールズ・ラングの撮影が素晴らしい。スコセッシの”ホラー映画 11 本”では 3 位にランクされている。

呪いの家の監督

呪いの家の出演者

原題
THE UNINVITED
製作年
1944年
製作国
アメリカ
上映時間
99分

『呪いの家』に投稿された感想・評価

horahuki

horahukiの感想・評価

4.3
ハリウッド初の本格的幽霊屋敷映画!

兄妹が一目惚れして即決購入したお屋敷。でも時折、女のすすり泣くような声が聞こえてくる…。売主は近所に住む20歳の女性。彼女は過保護な祖父から屋敷への立ち入りを禁止されていた。「聖女」と呼ばれ、崖から転落死した彼女の母親にまつわる暗い過去が次第に明らかになっていく…。スコセッシが絶賛しているらしい。

今となっては真新しい物語ではないけれど、30〜40年代においてコメディ的に描かれてきた幽霊を恐怖の対象として真正面から描いた金字塔的作品。大部分は売主の女性ステラと、亡くなった彼女の両親に関する秘密を解明していくシリアスな雰囲気で占められつつも、それまでの名残からか、日常パートにはラブコメ的コミカルさがあり、主人公を演じるレイミランドによって無理なくオンオフが切り替えられていくのが心地良い。

亡くなった母親(完璧な女性)が死してなお生者たちを支配し続ける『レベッカ』のような印象が強く、本作でも中盤以降までは「幽霊」を一切出さずにその存在感を高めていく婉曲的な演出が採られている。レベッカに対するダンバースのような、亡くなった女性を崇拝しつつ同性愛的仄めかしがされるキャラクターまで登場し、原作の時点でデュモーリアから多大な影響を受けているように感じた。コレの原作は読んでないんだけど😂

モヤの中から薄っすらと人影のようなものが浮かび上がる程度に留めている本作の「幽霊」の見せ方自体も幻想的で綺麗なのだけど、これは監督の意図したものではなくパラマウントに「幽霊を見せる」ことを強制されたものらしい。だから本作では実際に「幽霊」が登場してしまうわけだけど、それを考慮に入れたとしてもロバートワイズ『たたり』への影響は相当大きいと思う。

寒気、花が枯れていく特撮、ミモザの香り、蝋燭もいう頼りない光源の徹底、決して二階に上がらない犬等々、特に何が起こるわけでもない中で「何か」の存在感を積み上げていく手堅い幽霊屋敷演出。今となっては定石となっているものだけど、当時としては目新しかったからなのか、ナレーションやセリフでの説明のあとにその通りを音と映像でなぞっていくことで実在性を後押しし、キャラクターたちの反応と観客との反応に明らかなズレを作り出すことで、「幽霊」とは主観が生み出したものであることを強調する。「間違いなくここには幽霊がいる」という考えを、画面内にいる者たちの間だけで通用する常識として共有させ、周囲により押しつけられた「聖女」の継承を跳ね除け(もつれの解消)、アイデンティティを手にするまでを描く。

そして何よりも凄いのが撮影。空間に対する自然な嫌悪と理性的賞賛を同時に表現する照明、壁に投影されるキャラクターたちの影こそが主役のように感じさせ、キャラクターの心的な離脱・対面も影でやってしまう。クライマックスで開く扉とその向こう側に開く闇に途轍もない迫力を与えてしまう「闇」を信頼した演出の連続は、もう再現不可能な凄まじさ。更にそれが主題とも連関する抜かりなさも含めて金字塔として圧倒的な説得力があった。『たたり』『回転』あたりが好きな人ならハマるんじゃないかなと思う!めちゃ良かった!
スコセッシが選ぶホラー11本の内の1本と知りそして出町座さんでは今日で終了ということもあり2時間空いたが待つことにする😅

表で待っているとカフェの営業は終了したので寒いから中に座ってどうぞと言ってくれた
珈琲頼みますというともう終わっているのでいいですよということ
新しいスタッフさんお気遣いありがとう‼️



3本目
21:00 2F 48席 👨6 👩3



ルイス・アレン監督作品


作曲家であるリックとパメラのフィッツゼラルド兄妹はイングランドにある空家の邸宅を気に入り幽霊屋敷であることを理解したうえで購入する
二人は引っ越した晩から相次ぐ怪奇現象に見舞われた
その後、二人は邸宅の前の持ち主であるビーチ中佐の孫娘ステラ・メレデスを晩餐に誘うが事態は思いもよらない方向へと転がっていく。。




以下ネタバレ


アメリカ映画🇺🇸だが舞台はイングランド🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿
ハリウッドで以前はコメディチックに登場することはあった幽霊を初めて怖い存在として実体化した最初の記念碑的作品👻

ジャズのスタンダード「星影のステラ」は元々この作品の為に書かれたのだとか🎵


館に取り憑く母親の霊とその館に執着する孫娘ステラ
実は母親と思っていたのは実際の母親ではなくステラの出生の秘密が最後に明かされる

今、見ると微笑ましいところもあるけど館の内部のただっ広く蝋燭だけの明かりの暗闇は怖い🕯️
犬や猫が寄り付かない演出も良🐶🐱
CGの無い時代の崖から落ちそうになるシーンもハラハラ
そしてラストは「ゴースト・バスターズ」の元祖といえる姿が現れる👻

ここから現在のインシデンスやヘデレタリー、死霊館そして海を越えて、リングや呪怨にまで繋がっているのかと思うと感慨深い作品☺️




表に出ると10時40分🌃✨
久々に夜遅くまで街に出ていた
7ELEVENで明日の朝食を購入し帰宅☺️
あかね

あかねの感想・評価

4.0
恐怖の対象として初めて幽霊を
登場させた歴史的ホラー🌸
今じゃ驚かない展開なんだけども
これが初期って考えると
本当に素晴らしいやつ!!!
スコセッシが震えあがって
ホラーベスト3にいれたらしい。
評価は分かれそう。

崖の上の屋敷を幽霊屋敷と
知りながら購入した兄妹。
それからのあれこれ....

崖の上の屋敷が素晴らしく美しい!
ホラーだけど
恋愛ありのワンコがでてきたり
癒しや可愛い展開も多々あり。

光と影の使い方がやばい!!!
異常なほど完璧で数々の
有名監督を凌ぐ出来。
ただ階段で兄妹が喋ってるだけ
だったりなのにすごいバランス。

ドアがばーんと勢いよく開く展開やら
今じゃそんな大胆な逆に
これが恐怖、異常さを感じる。
最後はさすがにあれ投げて
まさかのくどきで笑ってしまったが笑

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