鹿shika

ミーン・ガールズの鹿shikaのレビュー・感想・評価

ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)
3.7
アフリカから転校してきた少女、母国のアメリカに戻り、普通の高校生となる。しかし、その学校には「プラスチック」という1軍グループが存在し、運よくそのリーダー格の女子と関わるようになり、、

女の子のバイブル映画!私も小さい時に何回も見たし、
なんなら、「プラスチック」ってグループ名乗ってたことあった気がする。
当時の友達にご提案してた。(その子達はこの映画の存在すら知らない笑)

アリアナが”Thank you next”のPVでこの映画のオマージュをしていたので、小学生ぶりに見てみたのだが、今見ると、こんなに嫌〜な人たちの集まりだったのね、、
友達だけど、利用し合うような関係の、学生特有の友人関係のお話。

そして1軍グループ「プラスチック」に憧れている、他の生徒だが、
内心、というか裏で少し小馬鹿にしているのもまたリアルな世界をよく描いている。

でも当時の私にとって、ファッションのバイブルの映画になっていたのは確かだ。
ミニスカートに、ピンクや赤色のパンプス、綺麗なブロンドの髪の毛に、プルプルしているリップグロス。
当時は何も真似することができなかったが、今でも本当に可愛いと思う。

また、水曜日にはカチューシャを着けて来るというドレスコードの決まりにも、どこか憧れがあって、
現在もライブやフェスやイベントに行く時は、友達とドレスコードを考えたりすることもある。
日本では、そんなイベントが無いと、奇抜な服装ができないから、日常で着ることができて、毎週ファッションを楽しんでいる彼女たちを見て、とても羨ましいと思っていたのだ。

それが面倒いと思う主人公や、リーダー格の女の子に気を使うことが疲れ始めたら、友情の破綻の始まりなのだが。
そういう意味では、今作の女の子たちは、性格に問題がありすぎて破綻してしまったが、これが対等の友情関係であったら、最高に楽しい友情物語にもなれていたのだろうな。と

まあストーリー云々ではなく、ファッションのバイブルとしての評価は人生の上位ございます。
鹿shika

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