ゾロ

時計じかけのオレンジのゾロのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
3.5
再見

年始に友達の店で呑んでたら
カウンターで常連の方達と本作の話に…

暴力描写は覚えていても内容忘れていて…
題名のオレンジは、人間って意味だよー…

なんて、話になり再見しました

社会風刺の効きまくった映画だった!
オレンジ=アレックス 納得
スラング単語も繰り返されると理解出来る

因果応報、暴力の更生は暴力、人体実験
メディアコントロール、廃棄可能な操り人形


近未来のロンドンが舞台
15歳のアレックスは薬、暴力、性、服従
なんでもやりたい放題だが、仲間に見捨てられ
殺人までしまい、懲役となり収監される

犯罪者の更生プログラムにより
社会復帰したが、正常ではいられない

家族に冷たくされ、警官になった仲間や
以前襲ったホームレスから集団暴行を受ける

助けを求めた家は
以前に押し入った家だった…

ラスト、頭をグルグル巻きにしているのは
脳をイジられた…って解釈で良いのかな



本作を小学生の時に見て
怖いモノ見た…って記憶はあるが
内容は全く理解してなかった

現代の子達はそんなに衝撃受けないのかな?

最近の漫画の描写って結構エグいよな…
なんて、ふと感じた


後、散りばめられた造形作品の数々に対して
趣味は悪いが、スタイリッシュかも?と
思える程度の大人には、なった
ゾロ

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