面白いは面白いのだが、タイムパラドックスを扱っており、その辺りが少し理屈っぽいというかストーリーが決まっていてそこに当てはめてるだけのような感じがして、全体として小さくまとまってしまったような印象。
前半は戦国時代。
吹雪丸はとても好きなキャラクター。
ストーリーはやるべきことが決まっていて、ボスのところへ向かうだけなので、ちょっと退屈。
もう少しバラエティーに富んだ展開が欲しかった。
アクションシーンに関しては、やはりレベルが高く、すごくダイナミックに感じて、その動きを観てるだけでも楽しい。
前半のラスト、吹雪丸たちとお別れしてからまた再開するのかと思ったら本当にもう会わなかったので、ちょい寂しかった。
「他人とも思えんが」のセリフをちゃんと説明すると期待してた。
後半70分あたりから、タイムパラドックス展開。
SF展開は好きなんだけど、いまいち乗れず。
なんか蛇足感を感じてしまった。
もうボスを倒すしか目的ないし。
前半も後半も割とあっさり目に終わってしまって、感動要素もなく、クレしん映画の中ではちょっと地味かも。
