水中脱出のマジックが失敗し、妻を亡くしたアンジャー。妻の手を縛ったのは一緒にマジックのサクラを担当していたマジシャンのボーデン。
彼はずっと「違う縛り方をしたい」と師に訴えていた。アンジャーの問う「どう縛ったか」にボーデンは「覚えていない」の一点張り。
ボーデンを恨むアンジャーだったが、次第にふたりはお互いの手の内を暴き盗み蹴落とし合い、本物のマジックに取り憑かれていく。
最初と最後が綺麗につながってスッキリした気持ちもありながら、ボーデンに対しては一部疑問が残りもう一度見返さなければいけないと思いました。
アンジャーのやっている事は結構わかりやすいので大どんでん返しと思って観ていると意外とちがうな?って感覚に襲われる。
マジシャンたちに関わった事で不幸になる女たちが可哀想だった。