コマミー

ブッシュ・ド・ノエルのコマミーのレビュー・感想・評価

ブッシュ・ド・ノエル(1999年製作の映画)
3.5
【ドロドロなクリスマス】

[気まぐれ映画レビューNo.125]

[こんなクリスマス映画を観た2021🎄No.15]


※日付は変わってしまいましたが、本年度の「こんなクリスマス映画を観た🎄」のレビューはNo.15で終了です。クリスマス映画の鑑賞の参考にして貰えれば幸いです。



"シャルロット・ゲンズブール"主演の「ラ・ブーム」シリーズやイザベル・アジャーニ主演の「王妃マルゴ」の脚本を手がけた、女性脚本家"ダニエル・トンプソン"の初監督作品だ。

最初に言っておくが、とても"暗い物語"である。なので、ハッピーなクリスマスを過ごしたいと言う方にはあまりオススメしない作品である。私はAmazonで本作のDVDを注文して、一切前情報なしで鑑賞したのだが、一気に冷めてしまった。
しかし、よくある"姉妹のゴタゴタの物語"である。そこにクリスマスの日と言う"変化球要素"を加えた、とても後味の悪いドラマ作品になっている。姉妹にもそう言う関係になった原因が"家族の分裂"や不倫"などにあり、3姉妹の内"次女"や"三女"の経緯は胸が締め付けられるところであった。

簡単に言えば、「渡る世間は鬼ばかり」的な要素の作品かもしれない。少しクリスマスの日がテーマであるとは言え、クリスマスに観るには無理があると思うが、それでも観ると言う冒険家の方には観てほしい。

クリスマス以外の日には、個人的には楽しめるのではないかなぁと感じました。
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