国民的お正月映画(でしたよね?)の記念すべき第一作目。
毎度お決まりの展開はこの一作目でもう固まっていたことに驚き。
コテコテの昭和をおもしろおかしく描いた大衆娯楽作品なので令和の今にダメ出しをするのは野暮でしかない。
先日見た「キング・コング」のナオミ・ワッツを一目見て「好き」ってなったように、本作でも年若いさくらをみて「好き」ってなる。
先々のすっかり所帯染みたさくらちゃんも味があるけど嫁入り前のさくらちゃんはきれいな茶髪でいい女感が半端ない。
ずっと変わらないヘアメイクもこれが至高だし、衣装もどれもきれいに着こなしていて美しい。
そしてみんなの大好きな「お兄ちゃん!」の響き。
さくらちゃんばかり褒めちぎったけど、タコ社長も御前様もおじちゃんもおばちゃんもひろしもみんな味がある。
群像劇っていいなあ。