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木更津キャッツアイ 日本シリーズのkazu1961のレビュー・感想・評価

4.0
▪️Title : 「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」
Original Title :※※※
▪️Release Date:2003/11/01
▪️Production Country: 日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2020-211 再鑑賞
▪️My Review
“カッコつけねぇで、普通にドキドキしながら死にてぇよ”。。。
やっぱ『木更津キャッツアイ』最高です!!最高の青春ドラマ。『池袋ウエストゲートパーク』を含めこの頃の宮藤官九郎、クドカンはキレキレですよね。
そして、TVシリーズの後を継いで待望の映画化作品が本作です。TVシリーズ同様、余命半年の「ぶっさん」が、「バンビ」「マスター」「あに」「うっちー」と「木更津キャッツアイ」という仲間チームを結成しつつも、ぶっさんが毎日を「普通」に暮らし死を待つという話がずっと続いています。でもそんな普通の暮らしにいつも沢山の出来事が起きるんですよね。
野球の9イニング表裏に例えて、表では大まかなストーリーが展開されて、解決しそうなところで、裏にまき戻し、解決の理由を展開し、話のクライマックスにもっていくというストーリーの展開の仕方が、TVシリーズの時からずっとツボでした!!
そして今観ると、キャッツアイのメンバーはとても豪華!!岡田准一(ぶっさん)、櫻井 翔(バンビ)、岡田義徳(うっちー)、佐藤隆太(マスター)、塚本高史(アニ)のメイン5人は今も大活躍ですよね。
そして脇役も素晴らしい、私の推しは酒井若菜の「モー子」そして哀川翔ですね。
本作もTVシリーズ同等かそれ以上の面白さ、クドカンならではの独特の何でもありのユーモアが炸裂です。ウッチャンやユンソナも出演、この頃のユンソナは可愛いですよね!!
物語は。。。
21歳にして余命半年と宣告されたぶっさん(岡田准一)。死の淵から蘇って半年後の夏—野球とビールに明け暮れる毎日を送っていると、氣志團が木更津でロックフェスティバルを開催することを知ります。キャッツのメンバーもぶっさん作詞作曲のラブソングを新曲にひっさげて参加が決定。そして突然、みんなの前に死んだはずのオジーが現れ、キャッツたちは大騒ぎ。山口先輩は出所した猫田を店長に元ストリップ劇場の木更津ホールを韓国パブに改装。そこで働く韓国人、ユッケ(ユンソナ)と出会ったぶっさんは、ひょんなことから一緒に伝説の赤い橋を彼女と渡り、急接近。そんな中、美礼先生が高校時代に憧れていた、やっさいもっさいがめっぽう上手い笑顔の素敵な「微笑みのジョージ」が現れますが。。。

▪️Overview
宮藤官九郎が脚本を担当した02年の同名人気TVドラマを映画化。余命半年と宣告されたぶっさんと、野球とバンドの仲間“木更津キャッツアイ”が、美礼先生の同級生でニセ札作りの名人ジョージ(内村光良)の原版を狙って怪盗団に。ぶっさんと韓国パブで働くユッケ(ユンソナ)との恋も展開。TV版監督の金子文紀が本作で映画初挑戦。製作はTV版や宮藤の「池袋ウエストゲートパーク」も手掛けた磯山晶。

出演は、岡田准一、櫻井翔、岡田義徳、佐藤隆太、塚本高史など。
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