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完全なる報復のkzimaのネタバレレビュー・内容・結末

完全なる報復(2009年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

近年稀にみる胸糞映画。前半の勢いそのままに最後まで突き抜けて欲しかった!タイトルからワクワクしながら見始めたのに…。

前半はイケイケドンドンで報復こそ正義と感情的に煽ってくるくせに、後半になるにつれて掌返しに、感情的になっちゃダメよって諭しにきて…。挙げ句に応援してたクライドが最後に出し抜かれて、ドチャクソ裏切られてクソ気分悪い。

最後の、検事が「もう司法取引はしない」って言ったことがクライドのある意味勝利…とか見方もあるかもしれんが、それだけのためにどんだけクライドが犠牲を払った?全然天秤にならねーよ!どーせあの検事はこの後失脚だよ、失脚する検事一人がちょっと心改めて変わるわけねーだろ!そんであの検事、娘のチェロ発表会で「自分の家族守れて良かった〜やっぱ家族サイコー♪」ってか?ほぼ100%テメーのせいで6人の仲間ほか何人か死んでんだぞ!クッッソむかつく!!

検事はホントに最初から最後までムカつく奴だった。被害者側の苦しみを軽視した罪を肉体と精神に刻み込む姿、クライドに跪いて長々と命乞いをする姿が観たいんだよ!前半以外、タイトル通りに作り直せーー!!

■追記
原題「law abiding citizen」=「法律を遵守する市民」
なるほど。つまり邦題が詐欺ってことか。
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