けんしろう

善き人のためのソナタのけんしろうのレビュー・感想・評価

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)
4.3
当時の権力の姿である「監視」を描き、冷たい描写が全体を貫いている。
自由を求める人も冷徹に努める人も縛られていて行き場がない。ささいな事実や情報で究極的に何を守るか?を選ばされる社会は非常に残酷だけど、だからこそ不完全な人間について考えることになる。また観たい。
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