フミ

OK牧場の決斗のフミのレビュー・感想・評価

OK牧場の決斗(1957年製作の映画)
3.4
手持ちのDVDから、3度目の視聴で感想。
西部の名保安官「ワイアット・アープ」と肺病病みの賭博師&凄腕ガンマンの「ドク・ホリディ」の友情と、悪徳牧場主との決斗を描いた作品ですが、少し現実の事件の予備知識を持って観ると、シンプルな勧善懲悪に作られてるのが分かって良いかもしれません。

僕はケビン・コスナー主演の「ワイアット・アープ」の小説版を読んだりして、「現実はややこしいなぁ」と、少し勉強しての再視聴でした。

監督さんが「荒野の七人」「大脱走」などと同じ方というのも、今回で初めて意識しました。

「ダンディズムを楽しむ」感じですが、「女は黙ってろ」な雰囲気が強めです。女性の方は注意。
初めの主軸はワイアット、ドク、ケイト(ドクの愛人)など、少なめですが、会話のやり取りが多いので、情報を拾っておかないと、後半、舞台が変わって、追加人物が出る辺りには、何が何だか分からなくなっている可能性もあります。

もう少し、ラストで戦う敵を、強調した方が、分かり易かったかも知れませんね…。
「正義の西部劇」は好きなので、スコアは多めにしている感じです。
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