kazu1961

リアリティ・バイツのkazu1961のレビュー・感想・評価

リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)
3.7
▪️Title : 「リアリティ・バイツ」
Original Title :「Reality Bites」
▪️First Release Year:1993
▪️JP Release Date :1994/12/10
▪️Production Country: アメリカ
🏆Main Awards :※※※
▪️Appreciation Record :2020-390 再鑑賞
🕰Running Time:99分
▪️My Review
「ジェネレーションX」最近あまり聞かなくなりましたね。でも90年代パワーは絶大な世代でした。そして、94年の公開当時、出演者たちのグランジ・ファッションや無造作な髪型そして音楽が話題になりました。
全てが混合した90年代、その代表的若者世代「ジェネレーションX」(MTV世代)を浮き彫りにした秀作です。過去の世代に反発しながらも、自分たちの答えが見つからない。。。(大学の卒業式で総代スピーチを行うリレイナ(ウィノナ・ライダー)の姿から始まるオープニングのシーンに見事に集約さるていますね。)。そんな世代をウァノナ・ライダー、イーサン・ホーク、ジャニーン・ギャロファロ、スティーブ・ザーンの4人が見事に演じています。
監督兼、年上のマイケルを演じるのは、これが監督デビュー作となったベン・スティラー。リアリティ・バイツ=現実が噛みつく(厳しい)、という若者たちの素直な気持ちを汲みあげた秀作ですね。
サウンドトラックも秀逸で、ザ・ナック、ビッグ・マウンテン、U2、レニー・クラヴィッツ、ダイナソーJr.、リサ・ローブ&ナイン・ストーリーズらの曲が全篇を彩っています。マイケルがリレイナと愛を交わすシーンではピーター・フランプトンの「Baby,I Love Your Way」、4人がガソリンスタンドの有線で踊り出すナックの「My Sharona」、そして何と言ってもリサ・ローブの歌う「Stay(I Missed You)」は全米1位に輝きました。今観ても音楽は素晴らしいですね。
そうそう、作中にもありますが当時ファッションブランドでダナ・キャラン流行ってましたね。
物語は。。。
X世代を題材に、大学を卒業した4人の男女の交流を描いた青春ドラマ。TV局でADをしながらドキュメンタリーを作ることを夢見るリレイナと男友達のサム。バンド活動で職に就かないトロイに、エイズに脅えるビッキー。そんな彼らがひょんな事から共同生活を始めますが。。。

▪️Overview
90年代に生きる、いわゆる″ジェネレーションX″の若者たちが社会の様々な現実に向き合う中で、本当に探し求めていたものに出会うまでを綴った青春映画。スタッフ、キャストとも同世代の若者たちが多く参加し、等身大の青春群像を描き上げている。MTV感覚と映画的センスを融合させた演出も見もの。監督・主演は米のTV界で活躍し、これが監督デビューとなる当時28歳のベン・スティラー。脚本は、本作がデビューのヘレン・チャイルドレス、撮影はエマニュエル・ルベスキ。音楽はオリジナル・スコアをカール・ウォリンガーが書き、76年の全米一位のヒット曲となった、ザ・ナックの『マイ・シャローナ』を筆頭に、ビッグ・マウンテン、U2、レニー・クラヴィッツ、ダイナソーJr 、リサ・ロエブ&ナイン・ストーリーズなどの挿入曲が全編を彩る。出演はウィノナ・ライダー、イーサン・ホークほか。(参考:映画.com)

出演は、ウィノナ・ライダー、イーサン・ホーク、ジャニーン・ギャロファロ、スティーヴ・ザーン、ベン・スティラー、スウォージー・カーツ、ジョー・ドン・ベイカー。
kazu1961

kazu1961