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ミツバチのささやきのmahirunoahiruのレビュー・感想・評価

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)
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『瞳をとじて』にボルヘスオマージュが入っていると聞いて、遠い畑だと思っていたビクトル・エリセに興味を持った。ボルヘスの小説に出てくるお屋敷は映画で観たいに決まってるじゃん!映画自体、ミツバチを撮ってから映画が撮れなくなってしまったビクトル・エリセ自身と重なる物語という話も聞いていたので、まずはミツバチから観るべきかなーと思ったんだけど、すまんめっっっっっちゃめちゃダルいテンポの映画だった……。映像のセンスとかお話はまあ嫌いではないんだけど、登場人物の一挙手一投足がとにかくめっっっっっちゃゆっくりでカメラもなんの疑問も持たずにずっっっっっっと撮ってんの。他の映画ならなんか意味があんのかと勘繰るくらいの長回しだよ。この全シーンの長回しがなければボリューム1/3になりそう。この監督と根本的に相性合わないかもと思った。とりまサブスク入ってしまったからエル・スールまでは観たいかな。
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