「モアナ」と二本立て。
早稲田松竹のフラハティ特集。
「モアナ」でも書いたが、こーゆー映画史的な特集を組める劇場って、ほんの僅かだよね。大切にしたいといけない映画館の一つ。
ロビーや客席の感じも味わいがあって、学生街で愛されてきたんだなってことが伝わるな。大好きな映画館の一つ。
さて、フラハティ監督作。これはドキュメンタリータッチの劇映画らしいのだが、
「モアナ」同様大きなことは起きない。
石油会社のPR映像だったということ、テーマはともかく、石油採掘で働いている人たちがかっこよく描かれる。
この映像作の最大の見所は、沼のワニとここに住む少年アレキサンダーとの闘いの場面だ。
ワニ、少年、ワニ、少年、ワニ、可愛いアライグマ、少年、少年を探す父、ワニ、、、
と短いショットを繋げて、シーンをスリリングに見せる技法。
獰猛な動物つながりで、「ジョーズ」を想起させられた。
スピルバーグも影響されていたのかもしれない。
これも、見ていて、面白い!とうなる作品ではないけど、いろんな意味で、興味深かった。
これも点数は暫定的