めきめき

時をかける少女のめきめきのレビュー・感想・評価

時をかける少女(2006年製作の映画)
3.5
2023年48本目。
[作品情報と鑑賞前の私見]
細田守監督の長編アニメ映画シリーズ(ワンピースとデジモン除く)1作目。

原作は1967年の筒井康隆の小説で、タイムリープの鍵は甘い香りを嗅ぐことだったり、いろいろと設定で異なる点は多い。
ドラマや実写映画は何度も作品化されてるがアニメはこれが初?


タイムリープするようになったJKの青春のお話。

仲里依紗が真琴役とは気づかなんだ。

高校までに見たことはあって(ドラマかも)
だいたい記憶はあったけど
映画館でやるということで久しぶりに鑑賞。


[鑑賞後の感想]
ありもしない記憶を辿って、羨ましすぎる青春に酔いしれる作品。

蝉の鳴き声も真っ青な空に浮く積乱雲も夏の表現が本当に素敵。
7月の真夏の時期に見るの凄く気持ち良い。

タイムリープ扱うSFなのに普通にそこにありそうな親しみを感じさせるのすごい。
日本の夏ありきだな。でも素敵。
四季折々の日本に生まれてよかった。

細田守作品の中でも真ん中くらいだし特別好きなこともないが、夏にまた見たい。
話知っててもこれでまた夏を感じたい。