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女王蜂のkazu1961のレビュー・感想・評価

女王蜂(1978年製作の映画)
3.6
▪️JP Title :「女王蜂(1978)」
Original : ※※※
▪️First Release Year : 1978
▪️JP Release Date : 1978/02/11
▪️Production Country : 日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2020-676 再鑑賞
🕰Running Time : 139分
▪️Director : 市川崑
▪️Writer : 日高真也、桂千穂、市川崑
▪️MusicD : 田辺信一
▪️Cast : 石坂浩二、高峰三枝子、司葉子、中井貴恵、沖雅也、加藤武、大滝秀治、神山繁、伴淳三郎、三木のり平、岸惠子、仲代達矢
▪️Review
本作はある程度原作に忠実で、その脚本、ミステリーも面白く安定の面白さで楽しめました。でもまあ、毎度お馴染み安定のこの世界観、悪く言えば少しづつ新鮮味が薄れてきてるかもしれません。
そんな本作の一番の見どころは、そのキャスティングではないでしょうか。
前三作の大女優の3人、『犬神家の一族』の高峰三枝子、『悪魔の手毬唄』の岸惠子、『獄門島』の司葉子が共演していて、その演技合戦が楽しめます。そして、当時カネボウのCMにヒロイン役の中井貴恵が起用され、劇中の加藤武の台詞にもある「口紅にミステリー」「女王蜂のくちびる」といったキャッチコピーでタイアップに成功、前作『獄門島』を上回るヒットを記録しました。
さらにマニアックなところで中井貴恵に求婚する三名の男性が全て1970年代前半の特撮ヒーロー番組主演者が顔を揃えているのが笑えます。『仮面ライダー』佐々木剛、『ミラーマン』石田信之、『バロム1』高野浩之ですね。

物語は。。。
大道寺家の美しい娘・智子の求婚者が次々に凄惨な方法で殺される連続殺人事件が発生。金田一は事件の真相が智子の過去にあると感じ、捜査を始めるのですが。。。

塚田三喜夫の歌う「智子のテーマ 愛の女王蜂」というイメージソングもありました(笑)

▪️Overview
一通の警告状から端を発した、過去と現在を結ぶ凄惨な連続殺人事件に挑戦する金田一耕助の姿を描く、横溝正史の同題名小説の映画化。(引用:映画. com)
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