コテンラジオのフカイさんが一番に勧める映画という事を知って早速観てみた。
「許されざる者」を大学生の時に一人観てめちゃめちゃ感動して何本かクリント・イーストウッドの映画を観てきたけど、「ミリオンダラー・ベイビー」の重さに耐えられず、距離を置いていた気がする。
この映画はメッセージ性もあって重さもあるけど、観終えた後に清々しさが残る映画だった。
偏屈じいさんと家族の交流を描いた「黄昏」のヘンリー・フォンダーが大好きな自分にとって、この映画はど真ん中のストライク！
(家族ではなく)隣に越してきたアジア人との心の交流というのも、より深みが増して良かった。
アメリカが色々な人種が集まった国であること、(今は露骨には出ないが)根強く残る差別について、男女の差別、今ではタブーなことがほんの数十年前には当たり前だった。
まだまだ食わず嫌いで観れていない傑作映画沢山あるんだろうな～。
偶然にいい映画に出会えて本当に良かった😊
