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英国王のスピーチのkazu1961のレビュー・感想・評価

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
4.4
「英国王のスピーチ」
原題「The King's Speech」
2011/5/26公開 イギリス・オーストラリア作品 2018-068
アカデミー賞作品賞再鑑賞シリーズ
2011年第83回 アカデミー賞作品賞

この作品も好きですね。実話ですもんね。
ある意味、宮廷の内実を公表しそれを感動的に仕上げた事自体、脚本家のデヴィッド・サイドラーやトム・フーパー監督の素晴らしさですよね。
実際、自らも吃音症であった脚本家のデヴィッド・サイドラーは30年以上この企画を温めていたそうですが、エリザベス女王存命中には公表を拒まれたそうです。ローグの孫から、祖父とジョージ6世のと往復書簡などの資料から映画が作成されたんですよね。
英国俳優界の凄い俳優達による見応えのある歴史・宮廷ドラマ、分かりやすく感動的で立場を超えたライオネルとアルバートの友情劇は観る側に温かな感度を与えてくれます。
それにしても、毎回コリン・ファースの演技には感服!!吃音が治っていく様、だんだんと自信をつけていくジョージ6世の変化を素晴らしい演技で演じています。
良作!!

イギリス女王エリザベス2世の父ジョージ6世の伝記をコリン・ファース主演で映画化した歴史ドラマ。きつ音障害を抱えた内気なジョージ6世(ファース)が、言語療法士の助けを借りて障害を克服し、第2次世界大戦開戦にあたって国民を勇気づける見事なスピーチを披露して人心を得るまでを描く。共演にジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム・カーター。監督はトム・フーパー。第83回米アカデミー賞で作品、監督、主演男優、脚本賞を受賞した。
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