一度行ってみたいと思っていたサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼ルートを歩くロードムービー。
本当に歩いてるみたいにストーリーがゆっくりゆっくり進み、時にウトウト( ¯꒳¯ )ᐝ
道中の風景も美しく、疑似体験できて良かったです。
エミリオエステベスが制作、脚本、監督、出演でパパのマーティン・シーンが主演。
親子の役で当たり前だけど、すごく似ててリアルでした。
ストーリーは、亡くなった息子との関係性を再構築しようと、巡礼に出るおじさん？おじいさんの話。
60過ぎて、いきなりバックパッカーになって何百キロも歩けるとか、バックパックを無くす度に嘘みたいに取り戻せるとか、ちょっとお花畑で…その辺はファンタジーってことで笑
私は心が汚れているので、盗まれたバックパックは絶対戻らないだろうし、盗むような人は金目の物だけ抜いて捨てるだけで、盗られた人がどんなに困ろうと気にしないだろうと思う。
あと、大学生じゃあるまいし、旅先でいきなりおじさん、おばさんが親友みたいになるクダリも、なんだか微妙でした。
しかし、中年になって仕事も家庭もお金も体力も気にせず、数ヶ月旅をしながら友達ができて助け合うなんて夢物語は、映画でしか見られない夢なのかもしれない。
久しぶりに旅に出たくなりました。
だけどバックパック背負ったら立てないからサンティアゴ・デ・コンポステーラ以外で。
