ジャンヌ・モローの観る
ミケランジェロ・アントニオーニ
監督作はだいぶ前ですが1本観て
ピンと来ずだったので敬遠してま
したけど久しぶりに
夫はスランプな作家で妻は財産家
の娘。夫の友人で妻とも親しかった
トマソを病院に見舞った二人だがの話
鬱な妻と呑気な夫
パーティーやらで楽しむ夫。沈みがちな
妻は一人町をあてもなくフラフラ。
夫への愛情に疑問持つ妻ですが怒鳴り散
らしたりは全くしない熱いイタリアより
クールなフランスの感じでした
妻の鬱にトマソの影がチラホラしたりで
私の存在は?というその後にも多数作ら
れるテーマであるかも
それはそれとして二人(特に妻)のキャラ
設定が意識的かとても薄く監督も第三者
的で、ある状況な人を冷静に描写してる
こういう映画って案外と少なくこの時代
にはかなり進んでたのかもしれない。
ただ感情移入し難い所はあるかも
冷たいコンクリートと鬱な妻を並べた
静止画とモローの横顔のアップ
カメラ凄いかもと思うです