オーウェン

昼下りの情事のオーウェンのレビュー・感想・評価

昼下りの情事(1957年製作の映画)
3.8
プレイボーイの富豪に近づく、私立探偵の娘。
急場を助けて一度限りのはずが、二人の仲は深まっていく。

物語は古かろうとも、映画を見終わるとオシャレという言葉が真っ先に思い浮かぶ。
冒頭のパリジャンヌや、それに合わせて流れる「魅惑のワルツ」

結末なども分かり切っているのに楽しめる。これが上質なラブロマンスというものだ。

ビリー・ワイルダーの演出にはブレがないし、30歳近く年が離れたゲーリー・クーパーとオードリー・ヘプバーンの相性は大丈夫かと不安だが、出会いの瞬間から二人にはロマンスがあるのだ。

これを情事と呼ぶ邦題は微妙だが。
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