全体的に寓話や童話っぽい話だなと思った。教訓めいたお伽話を生々しく描いてみたらこの映画みたいになるのかも。娘が酷い目に会うシーンがとくに強烈、作った時代を考えるとそのシーンが規制されるのも無理はない…
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レイプ、殺人、復讐と、今でもショッキングな内容だが、それ以上に当時としてはああいう救いを感じられるラストにしなければならなかったのかと思う。
ベルイマン監督は神の答えが沈黙しかないと考えていたはずで…
『処女の泉』@ユーロスペース
神は沈黙して見過ごし生き残ったものに何の試煉を与えるのか?ベルイマンお得意の世界観ではあるが「第七〜」の様に、おかしみが漂う部分は微塵もなく血なまぐさくシャープで贅肉…
鑑賞後、何とも言えない気持ちになりますね…。
実際の事件や事故でもそうですが、結局のところ被害者は、何をしたって救われない気がします。宗教色の強い部分はありますが、理解し易く、シンプルな作りなのがよ…
中世のヨーロッパ。キリスト教を信仰する家族の娘は、浮浪者に飯を恵むが犯され殺されてしまう…
映像技法的な要素は魅力薄だけど、物語は童話のようで好き。
場所や精神性がとても遠かったり、あり得ないよう…