渡辺智子

骨までしゃぶるの渡辺智子のレビュー・感想・評価

骨までしゃぶる(1966年製作の映画)
3.8
吉原炎上とか幕末太陽伝等遊郭映画の系譜の作品、加藤泰監督得意のアップやローアングルの多用もあるし、主演の桜町弘子を初め加藤組の常連も登場して遊郭の性的搾取をコメディタッチだけどちゃんと描く。この時点でフェミニズム的な描き方をしてる加藤監督は早い。笠原和夫は加藤監督は大正デモクラシーの人なんだよと言ってたけど本当にそうなのかも。
渡辺智子

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