ふりかけ

灼熱の魂のふりかけのネタバレレビュー・内容・結末

灼熱の魂(2010年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

2024 125本目 5/14

アンティゴネ視点の「オイディプス」みたいな物語だった。かかとのタトゥーも「膨れ上がった足:オイディプス」のメタファーだろう。
良くも悪くもギリシア悲劇が現代においても物語のセオリーであり続けているのは、それが一つの真理であることの証左だと再認識した。
ドゥニ・ヴィルヌーヴの出世作ということだったが、こんな文学チックな映画を撮ってたのはちょっとびっくり。淡々と進んでいく割に展開がしっかりとあって、無理やり重い話に描写も上手くておもしろかった。
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