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劇場版甲虫王者ムシキング グレイテストチャンピオンへの道のmitakosamaのレビュー・感想・評価

2.9
ムシキングの映画化。テレビシリーズはゲームの世界観を表現した小人が主人公の物語だが、今作は全然別物。ムシキングのゲームで戦う少年たちの物語だ。

ムシキングが大好きな少年・ケントは世界一を目標にするが、そこにシローなるライバルが現れ完敗してしまう。
ガールフレンドのアドバイスも聞かず、蕎麦屋の家の手伝いもしなかったケントは心機一転、新たにムシキングを設計し直すが、そこにブラック博士が登場。レオのブラック指令みたいだな。

ブラック博士は開発中の技のデータを盗み出しシローを煽り立て利用する。
「世界的人気のムシキングを制すれば全宇宙を支配出来るのだ」そうな。そんなバカな。そもそもそんなに人気ねーし。

大会で勝ち進み決勝戦でケントとシローは再戦。危険な技の攻撃でピンチになるが、情熱パワァで大逆転。ムシキングプレーヤーはみんな友達だぜぃと最後はノーサイド。

ケントが操るのは普通にニホンカブトムシなのだが、何故かムシキングと呼ばれてるんだよな。この世界のゲームもムシキングって名前なのに。
CGの昆虫が色んな技を出すが、主人公の技はローリングクレイドルだ。テリーファンクかな?

シローの声優は福田沙紀だって。ヘタ。それよりケントの弟がぐっさんだってのが驚きだよ。泣いてる演技とか滅茶苦茶上手い。

一番面白かったのが、ムシキングに反対していた父ちゃんが、カブに乗って会場に応援に行くシーンだ。あそこだけちょっと笑った。
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