陰陽

魚と寝る女の陰陽のレビュー・感想・評価

魚と寝る女(2000年製作の映画)
3.8
キム・フィルムとの思い出はある。
でも2本だけ。
どちらも強烈だった。
特に最初に見た映画は、自分にとってはすごく強烈だった。
しかし、納得のいかない自分がいたことも覚えてる。
ラストシーンは難しい気分にさせられた。
この映画も同じく強烈な描写が多々ある。
霧の海で赤い血が飛ぶ。
生殖器と喉の負傷......自分の手によって…
狂っている
でも、決して話すことがない主人公にとっての唯一の愛の形なんだと思う。色んな愛の形示し方があり、その捉え方や放ち方はそれぞれなのである。
キム・ギドクの映画をもっと見たくなった。
まず、"悪い男"を見返してみようと思う。
10代の頃とは違う感覚でみれると思う。
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