kazu1961

ムーランのkazu1961のレビュー・感想・評価

ムーラン(1998年製作の映画)
3.8
▪️Title : 「ムーラン(1998)」
Original Title :「Mulan」
▪️Release Date:1998/09/26
▪️Production Country: アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2020-137 再鑑賞
▪️My Review
実写版をやることになり、本作が見直されてきた感がありますが、欧米では評価が高い作品なのに日本では認知度が今ひとつのようです。また、欧米ではディズニープリンセスの一人にカウントされていますが、日本ではカウントされないこともしばしば。
アニー賞作品賞も受賞し、ミュージカル場面の軽快さやヴィジュアルセンス等、ディズニー・ルネサンスと呼ばれるに相応しい作品だと思います。
生命力と勇気に溢れたヒロインを見事に描いていることにより従来のプリンセス像にはないヒロイン像が見事に出来上がっています。
本作、初めてアジアを舞台にしたディズニー映画長編アニメで、原作こそ中国に伝わる寓話ですが、そこに西洋人が描いた東洋人キャラや世界観が加わり、独特の世界を作り上げています。さらにジェリー・ゴールドスミスの壮大な音楽が素晴らしく見事に作品とマッチしています。
その音楽、挿入歌にディズニーの音楽としても非常に人気の高い曲クリスティーナ・アギレラが歌う「リフレクション(Reflection)」が使用されています。
また、声優も守護龍の声をエディ・マーフィーが演じることによりその賑やかさが巧くマッチしています。
物語は。。。
フン族の軍勢に苦しむ戦乱の中国。皇帝は各家から一人の兵士を出すように命じます。ムーランは、老いた父親に代わって軍に兵士として加わることを決意。髪を切り名前をビンと変え、勇猛な兵士に変装します。ムーランは過酷な訓練を経て、戦場で目をみはる大活躍を繰り広げますが。。。
感動のラストもグッド!!実写版が楽しみです。

▪️Overview
父の名誉を守るため、命を賭けて戦った中国の伝説の美少女「木蘭」の物語をディズニーがアニメ化。監督は「美女と野獣」「アラジン」のアニメーター&エフェクト監修を務めたバリー・クックと、「ライオン・キング」でスーパーバイジングアニメーターを務めたトニー・バンクロフト。製作は「ミッキーのアルバイトは危機一髪」でエグゼクティブプロデューサーを務めたパム・コーツ。音楽は「プリティ・ウーマン」の『ワイルド・ウーマンドゥ』をヒットさせたマシュー・ワイルダーと「エイリアン」「スター・トレック」の巨匠ジュリー・ゴールドスミス。ヒロインのキャラクター作画は「リトル・マーメイド」「美女と野獣」などの女性キャラクターを手がけたディズニーのトップ・アニメーター、マーク・ヘン。声の出演はミンナ・ウェイ、エディ・マーフィ、D・ウォンほか。(参考:映画.com)
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