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白い少女のnyakoのレビュー・感想・評価

白い少女(1958年製作の映画)
4.0
『顔のない眼』のジョルジュ・フランジュの短編。
大好きなあの子を追いかけて地下鉄駅へ向かった少年。
幻想のような摩訶不思議な映像が鑑賞者を不安に誘う。
セリフなし、20分くらい。

追い越し追い越されゆらゆら並走する列車が離れてく…少年と少女の顔。少女は笑みをたたえていて少年は泣き濡れている。
怪奇映画のようでもあり、初恋の心象風景のようでもある。
短い中に心に残る映像多い作品。
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